ブログをご覧の皆さんこんにちは!今年も残すところあと2か月ですね。私は先月始まったクリニックでの実習の為に、今年生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けました…(今までインフルエンザにかかったことはありません!)。皆さんも予防接種はお済みですか?段々寒くなってきましたが、インフルエンザに限らず、風邪などひかないように今年いっぱい元気に乗り切って行きましょう!

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さて、今回のブログはMove Forward Physical Therapyのウェブサイトから、痛みに関する興味深い記事を紹介したいと思います。 (オリジナルの記事はこちらからどうぞ http://www.moveforwardpt.com/Resources/Detail.aspx?cid=95fbe874-be35-47dc-81c5-36395b2dfa5b#.VgNC3ZeKLh6)

9 Things You Should Know About Pain -痛みについて知っておきたい9つのこと-

  1. 痛みは脳から生まれる かつて痛みは私たちの体の中にあるそれぞれの組織から発生するものだと考えられていましたが、今では痛みは脳がそれを痛みだと認識するまでは存在しないものであると考えられています。脳は仮想の”地図”を使って、痛みを危険な状態にあるかもしれない組織に送ります。この過程は脳と体内の組織のコミュニケーションの役割を担っていて、体を危険性のある怪我や病気から守るために働いています。
  1. 痛みのレベルと怪我の程度は必ずしも一致しない ある研究の結果によると、私たちはそれぞれ異なった形で痛みを感じることがわかっています。大きな怪我をしても少しの痛みしか感じない人もいれば、紙の端で指を切ったような小さな怪我でもとてつもない痛みを感じる人もいます。
  1. MRIやX-ray、CTスキャンなどの結果が示すものが必ずしも痛みの原因になるわけではない 60歳以上の腰痛がない人を対象に、これらの診断画像を撮った実験で、36%の被験者にヘルニアが、21%の被験者には脊髄の狭窄が、そして90%以上の被験者に変性もしくは椎間板の膨隆がある事がわかりました。
誰にでもあるヘルニア

誰にでもあるヘルニア

  1. 鬱や不安などの心理的な要因は痛みを悪化させる 痛みは心理的な状態など様々な要素の影響を受けます。the Journal of Pain が行った最近の実験では、人口膝関節の置き換え手術を受けた患者の長期的な術後の痛みは、手術を受ける前の心理状態との関わりが認められたとのことです。
  1. あなたの置かれている社会環境は痛みの感じ方に影響を及ぼすかもしれない 多くの患者が、職場やストレスを強く感じる環境でより痛みを感じると言います。脳は私たちが安全でない環境や状況にいると判断した際に痛みのメッセージを発することがあります。これも自己防衛の基本なのです。
  1. 知識によって痛みを理解すると治療の必要性が低くなる 軍人を対象に行われた大規模な研究の結果によると、45分の痛みに関する講座を受けた人達は、そうでない人達に比べて腰痛の治療を求める割合が低かったそうです。 
  1. 脳は義肢に痛みを感じるように騙されることがある 研究の結果によると、時に脳は切断によってすでに失ってしまった手足に痛みを感じることがあります。その痛みは義肢、もしくは幻肢 (事故などによって後天的に失ってしまったものの、まだそこにあるかのように感じたり、痛みを覚えたりする手足のこと) から発生しているように感じられます。この感覚は、脳が記憶しているかつて存在していた体の部位と、今は失ってしまった状態の関連性から生まれます。
  1. 左右を判断する能力は痛みによって変わってしまうかもしれない 脳の中の左右を判断する際に使われる部位はひどい痛みに影響を受けることがあります。もしあなたが痛みと方向感覚のずれを同時に感じたことがあったとしたら、脳の中の”地図”の左右を繋ぐ部分がインクでもたらしたかのように少し”にじんで”しまったので、目的地に着くのに手間取ったのかもしれません。
  1. あなたが痛みに強いのか弱いのかを知る方法はない。科学は私たちが同じように痛みを経験しているのかどうかをまだ究明できていない “私は痛みに対する耐性がある!”と言う人もいますが、実際のところ正確に痛みをはかる方法や、個人の痛みの耐性を調べる方法はありません。痛みを感じるまでにどれだけのエネルギーに耐えられることができるのかをはかることができる道具はありますが、これらもあなたの痛みがどのように感じられるのかをはかることはできないのです。

 

いかがだったでしょうか?痛みと一言で言っても、程度や感覚なども本当に色々ですし、まだまだわからない事も多いですが、記事にもあるように、知識を得ることで痛みを軽減できたらいいですよね!このブログが少しでも皆さんのお役にたてばいいなと思います。

それでは皆さん、季節の変わり目で体調など崩さないように過ごしてくださいね!

 

Reiko Togashi