この記事を読んでいるほとんどの人が健康で活動的な生活を送っていることと思います。トレーニングをしていて、さらに上達しようとしていると思います。スポーツで優れるためにそのトレーニングを行なうのかもしれません。健康を向上させるためにトレーニングを行なうのかもしれません。あるいは、理想的な生活を送るためだけにトレーニングを行なうのかもしれません。

トレーニングをする理由に関係なく、今よりも物事を良く行い、より良く動き、気分を良くしたい、人生を楽しみたいなど、単にあなたがより健康になりたいためにこの記事を読んでいるのではないでしょうか。

もし私がその方法があるということを知ったら、驚きますか?驚かずに信じないかもしれません。しかし、その答えは私の心の中にあります。わかりますか?それはもちろん理学療法なのです。

股関節可動域のチェック

 

 

動作を最適化する理学療法

あなたが何を考えているのか、私は分かっています。“痛みはないから、私には理学療法は必要ない” とか “私は以前、理学療法士に会ったことがあるけれど、彼らはただ私をトレーニングマシーンに乗せて、退屈なエクササイズをさせるだけだった” などと考えていませんか?多くの人は理学療法とは反応的なものだと考えています。痛みが起こった時に、どこかの理学療法に行き、トレーニングマシーンに乗せられて退屈なエクササイズとストレッチをさせられおそらくセラピストによる数分間のハンズオンのセラピーを受けるのではないでしょうか?しかし、時代は変わってきました。

理学療法専門職は進化しています。理学療法は現在、動作の分析と怪我の予測、怪我の可能性のある部分の限定、強度な不均等への対処、そして姿勢、身体機能、健康の改善を含んでいます。それは、基本的に動作の最適化。身体が心地良くなると気づいていない時でさえも、心地よくなるような助けをすること。これより素晴らしいものはあるでしょうか?

しかし理学療法業界の研究が変化している間、全ての人がその変化に乗っているわけではありません。理学療法や身体の健康は新しい時代に入っています。しかし、どのような変化にも導く人たちや抵抗する人たちはいます。より良くなるために情報を得たり、豊富な知識を身につけることが出来るかどうかはあなた次第なのです。

続きをどうぞ読んでみてください。新しい時代の理学療法とはどのようなものか、どのようにあなたの身体や機能によい効果をもたらすかを説明していきます。

理学療法では動作の分析と怪我の予測、怪我の可能性のある部分の限定をします

理学療法では動作の分析と怪我の予測、怪我の可能性のある部分の限定をします

 

動作に注目

昔は筋肉を理解することを切り離して考えていました。かつて「Anatomy Trains」の作者トーマス・マイヤースは次のように言っています。「 私達は600の筋肉は持っていませんが、代わりに600の袋の中に一つの筋肉を持っています。これらの筋肉は単独では動きません。一緒に動きを作りだすため、なぜ筋肉を切り離して見ないのか、そしてトレーニングを行わないということを明確にしています。」

これは何故、怪我をした筋肉や関節だけを治療することができないかという理由にもなります。怪我は一部分だけで起こるものではありません。研究によると、特定の場所の筋肉の痛みは実は痛みのない共同筋の中のEMG(筋電図)の動きを変化させる事が分かっています。これは痛みのない共同筋が、怪我によって痛みが起こった筋肉を補うために増えた負荷を受けていることを示しています。

さらに筋骨格系の問題は生活習慣の問題でもあります。社会的に私たちは動くことを十分にしていません。ほとんどの人が一日中座っており、そして運動をしている多くの人達でさえも、仕事のために何時間も車の中やパソコンの前に座らざるを得ないのです。 この生活習慣は私達の運動機能を変化させます。筋肉を不均等にし、動き方に影響を与えます。可動性を制限するので、その可動性と動きを維持するために他の場所で補なわなけらばならなくなります。

ここが理学療法―特に優れた新時代バージョン。動作の最適化を通して健康を向上。次に挙げるのが、あなたが理学療法を通してみることです:筋肉とは関係のない退屈なエクササイズから、トルコ式ゲットアップ、負荷をかけた運び運動、ダイナミックプランク、そしてダイナミック全身ストレッチなどの、機能的な動きに変えていくことです。エクササイズでは体のライン、安定性、可動性が向上されます。私達が日常でやるべき動作をエクササイズの中で行ないます。

Dynamicplank

ダイナミックプランクとストレッチ

 

定期的にチェックして怪我を予防する

理学療法士は予防医学に関して言えば、ユニークな技術をもっています。動作は私達の健康にとって大切であり、そのことを実感させてくれるでしょう。動作は身体の不具合や、痛み、不均等、不安定、または制限された可動性のどれを通して起こるのかを知らせることができます。理学療法士は動きを見た上で、潜在的な問題の特定や潜在的な怪我の原因、または痛みの原因をさらに査定する必要がある等の判断をすることが出来ます。

もし正しい動作をおこなわなかった場合、怪我をしますが、動作の不具合を正すことで、かつて起こっていたことから怪我や痛みは防ぐことが出来ます。口腔の健康について少し考えてみてください。ほとんどの人は歯医者に定期的に検査に行きますが、これは正しい考え方です。虫歯を防ぐことが出来るのにあなたは歯を抜くのでしょうか?

筋骨格系の健康に関しても全く違いは無いはずです。様々な方法がありますが、筋骨格系の健康を管理するには、動きの補正や不均等、制限なしで効率的に動いているかどうかを確認します。歴史的に理学療法とは反応的なものであるといわれています。怪我をしたら痛みが起こり、処置が必要となります。しかし何故、怪我をする前に、怪我を予防できることをしないのでしょうか?

これは新しい時代の理学療法です。もはや理学療法士に治療をしてもらうためには、怪我をしなければいけないと思う必要はありません。その代わり、怪我を予防するため、今は気づいていなくても、よりよい動き、パフォーマンス向上のため、気分よく身体を動かせるように、定期的に身体をチェックし、常に健康な状態を保つべきです。

PTguide

怪我を予防するため定期的に身体をチェックし、常に健康な状態を保つべきです

 

物理療法の消滅

以前どこかで理学療法を受けたことがある人が初めて私に会いに来ると、私がトレーニングマシーンを使わないことに驚きます。理学療法では、一般的に15分ほど冷やす又は温め、続いて超音波や電気療法を20分ほど行い、そして徒手療法がほんの少しだけ行なわれます。そして理学療法士はクライアントを通常、3~4人同時にみています。

しかしこのような理学療法はかつて考えられていたような効果はありません。勿論その治療を必要とする事もあるかもしれませんが、その多くの治療は必要のないものか、やるべきではないものです。私はこの物理療法をほとんど行ないません。その代わり、私が注目しているのはハンズオン、徒手療法とエクササイズです。

そして聞いてください。私のクライアント達は短い時間で痛みが少なくなり、身体を知覚するようになり、そして怪我の予防し、さらに動作が上達することが楽しみになってきています。そういうわけで、もしあなたの理学療法士がただトレーニングマシーンを使い、機能的なエクササイズや徒手療法を行なわない場合、あなたは新しい時代の理学療法を体験していないことになるのです。

全てのフィットネスを併せて

私がみた最も成功した選手達、全てのフィットネス界で努力をしている人達は、チームとして活動していて、お互いにコミュニケーショを取り合い、協力をしています。フィジカルコーチ、パーソナルトレーナー、理学療法士は一体となって働いています。

ゴールにたどり着くためには、間違いなくこの一人一人が必要となります。動作をスクリーニングして、筋肉の不均等があるかどうかを判断する事は、怪我の予防のためだけでなく、フィットネス停滞期では自身の壁を越える助けとなります。ベンチプレスの個人記録を出すこと、脂肪を減らすことにも繋がるでしょう。

これは新しい時代の理学療法です。理学療法士はもはや単独で働いてはいませんが、彼らの周りにいる専門家達のネットワークがあります。素晴らしいコーチ達とパーソナルトレーナー達が協力し、お互い助け合うことはクライント達へのケアと成果を向上させます。

理学療法から学ぶこと 

あなたがこの記事を読むことで、筋骨格系の健康と動作が全ての健康に関わる時どのくらい重要か、今気づいていたらうれしいです。さらに理学療法とは何かということを学んだと感じ、少なくともそれが進化しているということを知っていただけたらうれしいです。

あなた自身が健康とフィットネスを行う時が来ました。将来の怪我を予防、自分の動作システムを確認、専門家に診てもらえばあなたの身体は今も未来も感謝するでしょう。

このサイトから引用しました
http://breakingmuscle.com/mobility-recovery/the-new-age-of-physical-therapy